RDS for SQL Server でリードレプリカがサポートされました

RDS for SQL Server でリードレプリカがサポートされました

RDS for SQL Server でもリードレプリカが利用できるようになりました。
Clock Icon2020.04.13

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こんにちは、崔です。

先日のアップデートで、RDS for SQL Server でもリードレプリカがサポートされるようになりました。 RDSでは唯一、SQL Serverだけがリードレプリカに対応していなかったのですが、遂に対応されました。 Amazon RDS for SQL Server now supports In-Region Read Replicas

設定方法

設定は非常に簡単です。 メニューから既存のRDSを選択します。 アクションから「リードレプリカの作成」を選択するだけです。

次に、インスタンスクラス、アベイラビリティーゾーンを設定します。

次に、暗号化を設定します。 ソースDBが暗号化されている場合は、同じキーで暗号化されるようです。

最後に、リードレプリカのインスタンス名を入力します。

以上でリードレプリカを作成できます。

リードレプリカには次のエンドポイントで接続可能です。

また、作成したリードレプリカを昇格することもメニューから簡単にできます。

昇格する際に、バックアップを設定できます。

制約

リードレプリカ構成には、次の制約があります。

  • SQL Server Enterprise Edition であること
  • SQL Server 2016 もしくは 2017 であること
  • ソースDBがMulti-AZ構成であること
  • ソースDBに対して、最大5つのリードレプリカまで
  • リードレプリカは4つ以上のvCPUを持つインスタンスのみ利用可能
  • クロスリージョンレプリカは未対応
  • リードレプリカのMulti-AZ構成は未対応
  • リードレプリカのバックアップ保持は不可
  • リードレプリカからのポイントインタイムリカバリは不可
  • リードレプリカの手動スナップショットは取得不可

さいごに

リードレプリカを利用することで、読み取りワークロードをソースDBからレプリカにオフロードできます。 RDS for SQL Serverもリードレプリカに対応しましたので、負荷の高い読み取りを実行する場合には、利用を検討していきましょう。

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